先日、GoogleがAdWordsやアナリティクスを活用するための新たなプレゼンテーションを行うセミナーを行いました。この模様な下記の動画でも視聴いただけますのでシェアしておきます。


松村(左)

この動画、公開されたばかりの時は、5分間くらいのスライドショーも流れていたのですが、その部分はカットされています。

このページのトップに掲載しているのは、そのスライドショーをキャプチャした内の1枚です。全部で21枚ありますので、興味のある方は、こちらのページから翻訳つきのキャプチャをご確認いただけます。Google Markting Next 2017(翻訳付き)

Google Marketing Next 2017の概要

Google Marketing Next 2017の動画は約1時間ほどあります。私は英語ができるわけではありませんので、自動翻訳で見ましたが、動画の内容の大半は、Googleがこれから提供するAdWordsの仕組みやGoogle Analyticsではどのような分析ができ、なぜそのような分析が必要なのかといったことを事例を交えながら解説してくれていました。

その中でも頻繁に語られていたのが、ウェブサイトの表示速度に関することです。

先日参加したPTCJイノベーション交流会(詳しくは、個人のブログでまた書きます)で、ジュネーブで協議されている5Gが、実装されれば、この通信速度に依存するインターネットの問題は緩和されることでしょうが、先日の5Gに関するお話では、まだまだ先の話になりそうですので、Googleがウェブサイトの表示速度を機にする以上、無視することはできないと、考え方を改めました。

例えば、本エントリーの冒頭に掲載しているキャプチャ通り「サイトのパフォーマンスに不満を持っている買い物客の79%は、同じサイトから再び購入する可能性が低いと答えています。」ので、「サイトのパフォーマンス」とは、表示速度に始まり、そして「操作性」などを意味しているので、80%近くの人がリピートしないとなれば、これは改善すべき課題となります。

ページの読み込み時間が1秒から10秒になると、モバイルサイトの訪問者が離脱する確率は123%増加します。

また、上のキャプチャ通り「ページの読み込み時間が1秒から10秒になると、モバイルサイトの訪問者が離脱する確率は123%増加します。」と、あることから、ページを開くのに10秒以上かかってしまうウェブサイトは問題外だと言えるでしょう。

ちなみに、このサイトのトップページは、GTmetrixで、計測した結果2.0秒でした。この記事は12.8秒(pingdomでは2.5秒)でした。←このGTmatrixの計測が妙だったのでまた改めて計測いたします。








Google Marketing Next 2017のGoogleのプレゼンの中から、今すぐやるべきことは

Google Marketing Next 2017全体を通じて語られていたことは、いかにモバイルユーザーにアプローチするかということ。しかし、全ての業種でそうかといえば、そうではないと動画を見ながら感じました。例えば、次の画像を見てください。

平日の24時間のうち15時間は、デスクトップでの検索よりも、モバイルでの検索がより多く発生します。

このキャプチャには…
「平日の24時間のうち15時間は、デスクトップでの検索よりも、モバイルでの検索がより多く発生します。」
と、あり「平日」に限ってのことですし、9時間はデスクトップでの検索のほうが多いことを物語っているのです。

注意しなければならないのが「平日の24時間の内9時間」は、たいていの人は寝ているだろうと思ってしまうことです。

この辺りは、実際にあなた自身のGoogle Analyticsをチェックして、よく見られている時間帯を確認する必要があります。また、アクセスされているディバイスの割合もチェックする必要があります。

このサイトの場合は、午前9時から午後4時の間がもっともアクセスが多く、アクセスされるディバイスの割合は、過去30日間で見るとデスクトップが75%、モバイルは24%、タブレットが1%という割合です。過去7日間で見るとデスクトップが9割を超えているので、再訪率を分析し、このサイトの過去7日間データのようにデスクトップに大きく偏るのなら、デスクトップ用のレイアウトに改善を加える必要が出てくるでしょう。

また、コンバージョン割合もチェックする必要があります。

例えば、1回の訪問でコンバージョンしているのなら、その際のアクセスディバイス割合から、レイアウトや表示スピード改善の施策が必要でしょう。また、初回訪問からコンバージョンまでに何度か訪問されており、再訪の場合はモバイルに偏るのなら、モバイルユーザーをコンバージョンさせる施策を取り入れる必要があるでしょう。

今回、私がGoogle Marketing Next 2017を観て、今すぐやるべきことだと感じたのは、モバイル端末での検索に向けたAdWordsの使い方や、広告キャンペーンの改善よりも、まずは、サイト全ページの表示速度を上げるための施策と改善。そして、新たに追加するコンテンツも表示スピードを意識したコンテンツ作りが重要だと感じました。

次に、あなた自身のサイトにどのような閲覧傾向があるのかをチェックし、サイトのレイアウトやコンバージョンさせるための動線をいくつか実施し、よりコンバージョンしやすい閲覧動線を見つけることです。

スマホユーザーを意識するだけで、打てる施策はたくさん出てくる

「スマートフォンユーザーの61%は、携帯電話のサイトやアプリから位置情報を取得して購入する傾向があります。

上のキャプチャ通り「スマートフォンユーザーの61%は、携帯電話のサイトやアプリから位置情報を取得して購入する傾向があります。」ので、Google+(Googleプレイス Googleマイビジネス)を使った位置情報をウェブ戦略に取り入れていない人は、今すぐ取り入れなければ、ライバルに置いていかれることになるでしょう。

 

これは、たまたま休憩の際に見かけたツイートをリツイートしたものですが、天下のコンビニ「ローソン」でさえも、Googleアドワーズのディスプレイネットワーク広告(GDN)を使って、広告キャンペーンの最適化を調査しています。

モバイルデバイスを検索に使用している人の93%が買い物をしています。

また、Google Marketing Next 2017のスライドショーでも「モバイルデバイスを検索に使用している人の93%が買い物をしています。」と、データが出ていることからも、広告を始めるのなら、モバイル広告から始め、広告キャンペーンの改善を地道に行なっていくことが、ウェブ集客成功の近道になりそうです。強いて言えばこのことは、ホームページ制作に投じた資金を早期に回収できる早道だと私は思います。

今すぐできる、このサイトでも取り入れたちょっとした一手間

モバイルサイトの訪問者の53%が、読み込みに3秒以上かかるページから離脱します。

「モバイルサイトの訪問者の53%が、読み込みに3秒以上かかるページから離脱します。」

今回ご紹介した、Google Marketing Next 2017でも取り上げられているスライドショーをまとめると…

モバイルデバイスを検索に使用している人の93%が買い物をしていて、平日24時間の内、3分の2にあたる15時間はモバイルで検索されており、ページを表示するのに1秒から10秒に増えるとサイトからの離脱率は、123%も増加して、さらにはモバイルサイトの場合はその表示に3秒以上かかると離脱するのですから、簡単にできることから始めて、まずはモバイルサイトの表示速度を3秒以内に縮める施策を取り入れなければなりません。

このサイトでも「EWWW Image Optimizer」と、言う、WordPressの画像圧縮プラグインを使ってはいるのですが、高度な設定は実施できておらず、また、エラーもあるのか、毎回追加したページは、GoogleのPageSpeed Insightsで、画像の最適化を指摘されてしまいます。

そのため、私はつい先日から、検索エンジンが認識しない設定(noindex nofollow)にした固定ページに、ブログや新しいコンテンツで使用する画像を一旦掲載し仮ページを作っています。このページをGoogleのPageSpeed Insightsにかけるようにし、その結果から最適化された画像をダウンロードするようにしています。

この、PageSpeed Insightsを利用するとGoogleから最適化された画像を取り出すことができます。少し手間ですが、これだけでGoogleからの評価も上がり、表示スピードが上がるのなら、やらない手はありませんよね!そうやって、ブログ記事や新しいページをアップする際には、その最適化された画像を使って、ページを公開するようにしています。

こうすることで、難しいことを理解できなくても、Googleが推奨する最適な画像フォーマットでページを作ることができるようになるわけです。

※GoogleのPageSpeed Insightsを使っても、一度に全ての最適化された画像をダウンロードできない場合があります。この場合は、仮作成したページに最適化されていない画像だけを残しページを更新したのち、再びPageSpeed Insightsにかけると、ダウンロードできる場合がありますので、お試しください。

最後に、このサイトとページのパフォーマンスは?!

当サイトは、WordPressを使って、更新スピードを上げるための施策として、管理画面をカスタマイズし、そして表示速度の高速化にも力を入れています。

公開当初は、下図のようにモバイル97点、パソコン96点を獲得していましたが、現在はWordPressのバージョンアップが行われたせいなのか、当時は指摘されていなかったレンダリングブロックを起こしている外部ファイルが指摘されるようになっています。

これらのファイルは、全てのページで動作するファイルなのですが、なぜかトップページだけ指摘されます。

トップページを重要視する人が多いようですが、トップページはサイト内のページが増えれば、トップページにアクセスされる割合は、どんどん減っていきます。もちろん、トップページをランディングページ化して広告をガンガン回していたり、いつもSNSにトップページをシェアしている場合は話は別ですが、サイト全体へのアクセスの内50%以上がトップページへのアクセスだと言う場合は、必ず、そのサイトから得られるはずの収益を上げられていませんし、集客に失敗しています。

逆を言えば、トップページのアクセスがサイト全体の50%以上をしめるような状態なら、難しいことをしなくても、サイト全体の収益性を上げることができると言うわけです。

少し脱線してしまいましたが、現在、このサイトのトップページのパフォーマンスは以下の通りです。

 

 

 

かろうじてGTmetrixの計測結果では2.0秒でしたので、及第点。モバイル判定が83点で注意されていますが、その原因は他のページでは指摘されていない項目なので、スルーしています。デスクトップでの評価が91点とこちらも及第点ですので、トップページに関しては、今のところ、表示速度に関して手を加える予定はありません。

最後に、このエントリーのパフォーマンスは、以下の通りです。

ページ表示速度

今回、Google Marketing Next 2017を視聴して、早速、このサイトに手を加えたことが、もう1つありますが、この辺りはメールマガジンでご紹介したいと思います。