松村(左)

WordPressの高速表示と費用対効果に関する考察です。

先日、本サイトにおいてWordPressの高速表示実現のため施策を施していった結果、過去最高のモバイル97点、パソコン96点を獲得しました。(:このページのPageSpeed Insights評価は、モバイル93点、パソコン96点でした。)

WordPress 高速表示

制作中の依頼サイトは、まだデモサイト状態ですのでホームページの高速表示施策はまだ施しておらず、同様のWordPressテーマで改善を行なっている最中です。現在はモバイル46点、パソコン57点といった状態です。

この状態を踏まえて、本サイトのWordPress高速表示状態と検証中の別サイト(依頼サイトと同様のWordPressテーマを採用)における、検索ランキングへの影響やトラフィック獲得の状況をご紹介し現在の考察をご紹介いたします。

サイトの運営や改修、改善には常に「費用対効果」「時間と成果」「労力と成果」をシビヤに見ながら行うことが重要ですので、ぜひ、参考にしてください。

WordPress高速化にもっとも影響がある設定

数年前よりホームページの表示速度がGoogleの検索ランキングに影響すると言われ始め、私のほうでもこれまでにいくつもの施策と改善を繰り返してきました。ホームページの表示速度に関しては「画像」のデータ量や枚数によって変化もしますし、プログラムなどの影響も受けるほか、サーバーの仕様にも影響を受けます。

サーバーに関するホームページの表示速度改善は、レンタルサーバー選びが主になってきますが、そんなに簡単にレンタルサーバーを変更できないという人もいることでしょう。WordPressを使ったホームページの場合は、単純にレンタルサーバーの仕様だけが表示速度に影響するというわけでもなく、WordPressで採用しているテーマとサーバーの相性なんかも影響しますので、一概にレンタルサーバーを変えたからといって、表示速度が上がるわけでもありません。

昨年は、同じWordPressテーマを使った同内容のサイトを別のレンタルサーバーに設置して検証を行いました。サーバーによっては同じWordPressテーマを使っても、表示速度が異なるというデータを取ることができたのは、このような検証を行なっているからです。

しかし、5つのレンタルサーバーで比較したのですが、この違いがどこまで検索ランキングに影響するのかを検証することはできませんでした。その理由は、サーバーの仕様によってサイトの表示速度が異なるのかを検証する際には、同一のコンテンツで検証する必要があります。

しかし、同一コンテンツをGoogleに認識させたのでは「コピーコンテンツ」として、検索エンジンに排除されるため、検索ランキングへの影響を調査することはできないのです。

そのため、ホームページの表示速度と検索ランキングへの影響を調べるためには、1つのサイトでの「追跡調査」が、必要になってきます。この表示速度と検索ランキングの関係に関する追跡調査に関しては、調査方法自体を解説するだけでもかなりの文章量になるので、今回は割愛いたします。

本題に戻って、ホームページの表示速度、WordPressの高速表示にもっとも影響のある要素は、今回の調査では「画像」であることが判明しました。それも、関連記事などでサイドバーなどに表示される「サムネイル化された画像」が、Google「PageSpeed Insights」の評価を下げがちです。

これは、ホームページのデザインなどをつかさどる「CSS」ファイルや「js」ファイルを最適化した後でも大きな影響を与える要素です。ホームページの制作を制作会社に依頼したのち、ご自身でブログ記事を追加したりしていくと次第に表示速度を落としてしまう要素ともなるので、注意が必要です。

しかし、ここにはジレンマも生じますよね。

人はあまり文字を読みません。文字よりも視覚的に認識しやすい画像のほうが閲覧者に強く印象付けることができます。関連記事のサムネイルとして表示される画像は、本文の始めに掲載する「アイキャッチ画像」であることも多いですので、ここにはインパクトの強い画像を配置したいものです。

なのに、その画像がホームページの表示速度に悪影響を起こしてしまう…

これはジレンマですよね!ですが、ここにWordPress高速化を行う際の注意点が潜んでいます。実は、私もまんまとこの落とし穴に陥ってしまったことがあります。

WordPress高速化の注意点

WordPressの高速化は、重要といえば重要です。しかし、先述した通り、画像の使い方ひとつで悪影響を及ぼしてしまいますので、表示速度を維持するのは大変です。逆を言えば、この「画像の枚数」によって表示速度が変化するということは、Googleの検索ランキングと同様に「サイト全体」ではなく「各ページ単位」で、調節する必要があるということを教えてくれます。

ということは…

全ページに共通する表示速度を下げている要因を整理することが先決です。

主に、WordPressに限らずホームページの表示速度に影響する要因としては、先ほどもお伝えした通り、サーバー環境やCSSファイル、JSファイル。サーバー環境はホームページの制作スキル以外にサーバーに関する知識も必要になってきます。そのため一般的なホームページ制作会社に依頼しても対応してもらえません。一般的なホームページ制作会社が対応できないということは、対応できる制作会社に依頼すると「それなりの料金」が、必要になるということです。

表示速度を早めるためには「キャッシュ」という仕組みをうまく使うことも重要になってきます。キャッシュとは簡単にいうと、ページの内容を記憶させる仕組みです。どのタイミングでキャッシュを作って、どのタイミングでキャッシュを新しくするのかというのも、ホームページの運営と合わせて設定しなければなりません。極端な話ですが「トップページに最新記事が表示されない」ということを起こしかねません。

笑顔(右)

無料のホームページサービスなどではこのあたりの制御が効かないものが多いんですね。

ただし、繰り返しになりますが「表示速度」に、関しては「ページ単体」で評価されます。一つひとつのページで万全を尽くすのは理想ですが、それはあくまでも「理想」です。
必要なことは、まず「全ページで共通する要素を最適化させる」ことです。

このあたりは、サーバーのことに「それなりに」詳しく、幾つものサーバーを使っている制作会社さんなら安心して相談できるのではないでしょうか。

私たちの場合でしたら、実際に私たちが使っているサーバー以外はオススメしません。サポートプランとパックでご依頼くだされば、私たちが使っているサーバーと同じ環境の中でホームページの管理をさせていただいていますので、不具合なども迅速に対応させていただいています。

ホームページの表示速度アップに関しては、デザインやシステムとの兼ね合いもありますので、制作段階では、表示速度よりもデザインやシステムを優先させてホームページを作成します。

その理由は、表示速度を気にする以前にアクセスされること、アクセスされた際に閲覧者に行動を起こしていただくための「導線やデザイン」が、重要になってくるからです。
最低限の表示速度は確保します。そのために、私たちが実際に使っているサーバー環境やWordPressのテーマ以外でのホームページ作成をオススメしていないわけです。

そして、実際に運営していただきながら、私たちのほうでアクセス解析などをチェックしながら表示速度とトラフィック獲得の関係を調査していきます。

アクセス解析をチェックしながら表示速度との兼ね合いを調査していくと、それぞれのお客様独自の運営の仕方によって、表示速度を改善する「仮説」を立てることができます。この仮説を元に私たちが運営している同じ環境下にある(運営方針は異なる)サイトで仮説を検証し、成果が改善されれば、お客様のサイトに実施するという流れを汲んでいます。

それだと、お客様のホームページに施す施策が後手を踏むのではないか?と、心配される人もいますが、ホームページの表示速度は瞬発的なアクセスを大量に獲得するようなケースでない限り、それほど検索ランキングには影響しません。

なぜなら、検索ランキングは「絶対評価」ではなく「相対評価」だからです。

あまりにも重すぎるサイトの場合、接続が途中で切れてしまい表示されないということが起こりますが、サイトの全ページに共通する表示速度改善施策を行なっていれば、そのような「タイムアウトエラー」などは、まず起こらないわけです。

特にWordPressの場合は「重い」という印象を持つ人が多いですので、中には「PageSpeed Insights」の評価を過剰に気にする人もいます。しかし、そういう人に限ってトップページの評価は気にしても、ブログ記事の評価は気にしないという傾向があります。

昔と違い、Googleの検索エンジンからは、トップページよりもブログ記事などの下層のページからアクセスが集まることがほとんどです。
逆にトップページを広告にでも出していない限り、トップページへのアクセス数は、そのほかのページへのアクセス数の総和よりも断然低くなります。

大切なことは、トップページよりも日々運営し新しく生まれるブログページのほうなのです。

ホームページの制作コストを抑えるのなら、トップページでの表示速度改善に費用をつぎ込む前にブログ記事の表示速度が健全に保たれる施策に費用を投じてください。

検索エンジンだけではなく、SNSにもトップページばかりをシェアしませんよね!SNS経由のアクセスには表示速度は、とても影響します。十分な配慮を行なってください。

その理由は検索経由よりもSNS経由のほうが「その記事を読みたい」と、いう意識は自ずと低くなるからです。

サイトの表示速度は、どれだけアクセス獲得に影響するのか

サイトの表示速度とアクセスの獲得にはどれほどの関係があるかというと、検索経由のトラフィックの場合は「ライバルサイトとの関係によって左右される」というのが本当のところです。ですから、結果からいうと、コンテンツを作って(記事を書いて)上位表示したのなら、それほど表示速度に関して躍起になる必要はないということです。

上位表示しているキーワードが、ある程度の月間検索ボリュームのあるキーワードなのに、アクセス数が増えないというのなら、それは表示速度に問題があるかもしれない。と、いった仮説を立てることができます。滞在時間や直帰率が悪い場合も表示速度に問題があるケースがありますので、そういった場合には、まず表示速度に関する設定をサイト全体で見直した後に、コンテンツ単位で改善を行うのが良いでしょう。

最近ではモバイルから閲覧されることも多いですので「AMP」に対応するというのもひとつの手段です。

多くの人が万全を期してからコンテンツの追加を行いたいと望みます。しかし、私はそれでは成果を上げる前の投資が大きくなりすぎてしまう以上に、コンテンツを発信するまでにかかる時間が多くかかってしまうことが、非常に勿体無いと感じます。現にこれはWordPressで作ったサイトではありませんが、PageSpeed Insightsdの評価がモバイル50点、パソコン62点のサイトでも未だに検索経由のアクセスを獲得しています。このサイトは放置サイトですのでSNSへのシェアも行なっていないサイトです。トラフィックの獲得は自然検索経由頼みのサイトです。それでも適切なSEOを行い無駄なライバル争いに参加しなければ、着実にトラフィックを獲得することは可能になるわけです。

費用対効果を見据えた選択

ホームページの表示速度と費用対効果を切り離して考えることはできません。なぜなら、この表示速度対策はSEO以上に目に見えにくい要素だからです。「目に見えない」とは、表示速度の有無が成果にどれだけ貢献しているのかといったデータが取れないということです。

本記事の冒頭でも「表示速度の比較事例」を紹介したのはそのためです。サーバーとテンプレートの相性によって表示速度が異なることはあっても、キーワード毎に表示速度と上位表示への影響を調査することはままならないわけです。

そのためには、表示速度をこだわる前に、SEOの基本を抑える必要があります。SEOの基本といっても今回は「SEOはマナーだ!」と、いうような話ではありません。SEOは検索エンジン最適化ですから「最適化されているか、されていないか」で、評価は分かれます。この場合の「最適化」に、関しては検索ランキングに直接的な影響があるため、米国のSEO会社などでは数1,000万サンプルなどを集め調査を行なっています。

いくつもの調査会社がある中から、私もある会社の「36のSEOチェック項目」を使って基本を押さえるようにしています。今回は、そんな莫大なデータから調査された「36のSEOチェック項目」を、プレゼントしたいと思います。

さらに、今回はこの「36のSEOチェック項目」だけではなく、実際に私が行なったこのチェック項目を使ってホームページを改修した際の解説も載せました。
プレゼントの締め切りは、明日18日の17時までです。

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SEO項目の重要度を再チェック

ホームページの表示速度をなぜ上げるのかといえば「ユーザビリティの向上」が、目的といえば目的なのですが、実は、そのページにアクセスさせるきっかけが、魅力的であればあるほど、表示速度なんてことは意識しなくて済みます。

どうしても見たいページ。
閲覧せずにはいられないページなら、表示されるまでの15秒や20秒くらいなら、だれでも待てますよね。逆に、ちょっと下世話な表現かもしれませんが「昭和の袋とじ」的な感覚も、その表示されるまでの時間が与えコンバージョン率を引き上げるかもしれません。

ただ、情報過多の時代、そんな「袋とじ効果」もインターネットではなかなか再現できないというのが実情です。「ユーザビリティの向上」なんていっても、アクセスされなければ「ユーザビリティもクソもない!」わけですよね。合わせてホームページの表示速度に関してはGoogleが検索ランキングに多少なりとも影響するといっている以上「SEO」の観点から実施する必要があるわけです。

SEOの観点からとなれば、SEOの必要項目と重要項目を知り、その優先順位を整理して適切なコスト配分と労力の配分を行わなければなりません。

そのために、私はサンプル数の多い信頼できるデータから組み上げられた「36のSEOチェック項目」を使っているわけです。

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