松村(左)

このサイト(tmc3sp.com)は、私たちの会社「ボナッポ」が運営するホームページ制作専門の特設サイトです。これまでは、私個人のサイトをコーポレートサイトとしていましたが、新たなサイトをオープンしました。もちろん、小規模サイトスタートです。

創業して7年、私たちはホームページやブログによる集客支援をおこなう「記事代行」というサービスから始まり、ホームページの制作、OnラインとOFFラインでホームページを有効に活用するお手伝いと、「ホームページの使い方」や「目的別」「企業環境に応じた」のホームページ制作を始めました。
そして、私たち自身のホームページ活用、運営代行などの経験をもとに、2016年に「WEBと出版を繋ぐ新しいカタチ」をテーマで、出版事業を開始しました。

2015年の後半に出版事業のプレスタートとして『HCM Next Connect』を立ち上げ、3つのHCMコンセプトや「次に繋がる持続可能な戦略」をテーマに昨年1年間はこの「HCM Next Connect」を掲げ活動してまいりました。しかし、プレスタートから1年が経つ頃、何か自分たちの中にあった「モヤモヤしたもの」を整理する必要があると感じたんです。

それは先日投稿した『ホームページの運営に迷いはないか!』の記事内でもお伝えしているとおり、目的別に運営すべきはずの「専門サイト運営」に関して、私たち自身の中に「得体の知れないモヤモヤ」が、数年間巣食っていたわけです。

その結果、本サイトは数年間更新されることなく、そして、本サイトに掲載すべき内容を松村個人のブログで発信するなどの愚行を行ってしまっていました。

そこで、各専門サイトの目的を整理し、重複していた内容、不足していた「核」を新たなサイトで運営することに決めたのです。

専門サイトを3サイト以上運営しているのなら

私たちは、各事業別、集客目的別に主要サイトだけでも5サイトを運営しています。すべての目的は、お客様の集客やウェブサイトからの収益を向上させることが目的です。取り扱っているサービス別にサイトを運営し、また、状況に応じて放置しています。

「放置」している理由は、サイトを放置していたとしても問い合わせや他の専門サイトへのアクセス誘導がうまくいっている場合と、アクセス解析データからの分析で「集客窓口」として、ニーズが薄いと感じた部門のサイトを放置しています。

集客窓口としてのニーズが薄くなり放置しているサイトには、いろんなWEB関連のセールスが押し寄せてくるので、これはこれとして私たちのビジネスを底上げするデータを取ることができています。もちろん、本来の目的でもある、そのサイトテーマになっているサービスは、お客様への次の提案時に活用し、プレゼンを行ったり、閲覧をオススメし、必要な場合には、サービスをご利用いただいています。

ただし、このように、それぞれの専門サイトには関連性があり、共通事項も存在します。そのもっとも大きな要素は「専門サイトをいくつも運営する理由」です。この「専門サイトを複数運営する理由」は、それぞれのサイトには共通しますので、どのサイトにも掲載できる内容になります。「どのサイトにも掲載できる内容」を、事あるごとに細かなテーマで、それぞれのサイトに掲載していたのでは、次第に「類似コンテンツ」が増える結果となります。

ひと昔前なら、この「類似性」は、キーワードの出現率だけで判断される傾向にありましたが、今は違います。さらに、この「どのサイトにも掲載できる内容」を各位コンテンツごとに過去の経験に習いキーワード出現率レベルで類似性を排除したとしても、サイト全体で比較した場合、このキーワード出現率も近似値を示すようになります。

例えば、整骨院が「肩こり専門サイト」「腰痛専門サイト」「交通事故後のリハビリ専門サイト」の3サイトを運営していたとします。それぞれのサイトでは「肩こり」「腰痛」「交通事故」などの主要キーワードでの出現頻度に顕著な違いがあることでしょう。

しかし、整骨院の名前や治療コンセプトなどは、どのサイトを比較しても似たような出現率になってしまうわけです。

ウェブサイトの運営方針に「考え方」が、あるように、整骨院の治療方針にも「考え方」が、あります。それぞれの企業には、それぞれのサービスを提供する「考え方」があり、商品を販売するにしても開発するにしても「核」となる「考え方」があります。この「考え方」や「企業理念」が、専門サイトをいくつも運営していると、随所に各サイトの中に散りばめられていくわけです。

そのため「考え方」をまとめておく専門サイトが必要になってくきます。

検索傾向の他に「閲覧傾向」にも配慮した専門サイトの運営を

各種サービス別、商品別の専門サイトを運営する手法は、もうかなり以前から多くの企業で採用されています。近年は同じ商品やサービスでも「悩み別」「訴求提案別」に専門サイトを運営するケースも増えてきています。

これらの専門サイトで成果を上げる多くの場合はリスティング広告主体の運営で、補足的にブログ記事を足す程度という運営方針を採用します。この場合だと、ブログ記事の配信頻度が低いので、各専門サイトに共通する部分を書き溜めてしまい、それぞれのサイトの類似性を近づける危険がないので、比較的順調にサイトは成果をあげます。

しかし、情報発信系の運営方針で、これらの専門サイトを運営し始めると、どのサイトも立ち上げ当初は順当なのですが、ブログやコンテンツを増やせば増やすほど、徐々に成果を悪化させていきます

これも『小さなサイトの儲かる秘訣、大きなサイトが掘る墓穴』のひとつです。

各専門サイトを運営する場合、私もきっとそうですが、多くの人が「専門サイトで紹介するすべてのサービスを利用していただきたい」と考えていることでしょう。この思いはサイト運営を「シビヤ」に、進めていったところで、必ずどこかで表に出てきます。結果、繰り替えしになりますが、各専門サイトの類似性を高めてしまうわけです。

通常、WEBサイトには「悩み」や「欲求」に関連するキーワードで検索され、アクセスしたコンテンツ内で商品やサービスの詳細がセールスされ、購買するか否かを閲覧者は決定すると言われています。

ただ、1ページだけで購買するか否かを決定する傾向も年々減ってきているという話があります。閲覧者は会社概要やそのほかの同じサイト内に掲載されている商品などをチェックし、最終的な判断をしているわけです。

特に「衝動買い」ではなく、リスティング広告主導のサイト運営ではない場合、ブログやSNSなどによる接触頻度から、信頼を経て購買や会員登録に結びつくケースも多く存在します。

目的に応じて商品を購入する客層もあれば、企業の考え方や活動に共感し、その企業の商品を選ぶという選択方法です。

今後はますますこの2通りにアプローチすることが、ホームページ活用の基本になってくると、私たちは考えています。そのため、検索傾向によって運営する専門サイトと閲覧傾向を補完する専門サイトの運営を私たちは始めたわけです。

検索経由以外からのアクセスを集める専門サイト

「検索経由以外からのアクセスを集めるサイト」と聞くと、多くの場合「SNS経由のアクセス」を想像することでしょう。しかし、私たちの場合は、SNS経由のアクセスだけではなく、OFFライン媒体から、もしくは関連サイト経由のアクセスを主に視野に入れ運営します。

まったく検索経由のトラフィックを獲得していない場合、以前のこのサイトのように検索エンジンからの評価を落とす結果となります。そのため、OFFライン経由で「指名検索」を通じて、指名検索を行った人たちの「検索履歴」に、目的サイトを残させます。地道な活動ですが、OFFラインでのWEB活用が習慣になれば、たった「1」の検索履歴を残すことの重要性を感じるようになり、昨年流行った「地味にすごい」という感覚を持てるようになります。

笑顔(右)

「地味」だと毛嫌いすることの無意味さを知るわけですね!

ただし、OFFラインからの指名検索経由のトラフィックを増やしただけでは、その数は心もとない結果に終わります。そのほかのトラフィック経路を確保しつつ閲覧者のWEB行動履歴(閲覧履歴)をストックしていきます。

そうすることで、よりニッチな検索キーワードと言われる「考え方」に関する検索による露出を獲得できるようになります。その結果「悩みに対する考え方」や「悩みへのアプローチ法」に共感を覚えた閲覧者が企業のファンになり、商品の特質やサービスの優位性ではなく、「考え方」や「理念」によって、あなたの商品やサービスを選ぶようになるというわけです。

購買決定の要因には2通りがある。

インターネットを使い商品を購入したりサービスの予約を決定する要素には2通りがあります。ひとつは、従来からもっとも注目されてきた「特性」や「優位性」を決定要因とする購買プロセス。もうひとつは、このエントリーでお伝えしている「考え方」や「コンセプト」に惹かれてファンとなり、購買を決定するといった流れです。

これを「単一欲求充足型」としましょう。

他の商品より優れていると感じれば購入する。商品やサービスの優位性や違いがわかりにくい商品の場合には、企業の考え方やコンセプトを気に入って購買を決定するといった「単一」の要素で欲求を満たそうとする購買プロセスを「単一欲求充足型」と、呼ぶことにします。

しかし、次のような流れも存在します。

商品やサービスの「特性」「優位性」に惹かれて、「考え方」や「コンセプト」に共感し購買を決定するという流れです。逆の場合もあるでしょう。このように複数の段階を経て購買を決定するプロセスのことを「段階的欲求充足型」の購買プロセスと呼ぶことにします。

常にどちらかの傾向に偏って購買を決定する人は多いでしょうが、必ずどちらか一方だけを購買決定のプロセスにしているという人は稀ではないかと思います。

商品やサービスによっては、このいずれかの傾向どちらかに大きく偏る傾向もあると、私たちは経験上感じています。

ただ、この2つの「単一欲求充足型」と「段階的欲求充足型」を混在したコンテンツを作ることはできません。そして「段階的欲求充足型」を満たすためのコンテンツは、このエントリーのように「長く」なります。

そのためコンテンツは分ける必要がありますし、サイトも分ける必要が出てくるわけです。

そうすることによって、それぞれの専門サイトは「意味ある更新」「意図ある放置」を完遂することができるようになります。そのため、私たちは松村の個人ブログでは、松村が言いたいことを率直にお伝えする専門サイトとして運営し、本サイトはホームページの制作や運営に関することに特化したサイトとして再始動いたします。

新設したサイト「ボナッポ」では、私たちが実践している『八方よしの経営戦略』に関する活動報告などを掲載していきます。

2015年の後半に立ち上げたHCM Next Connectのサイトは、今後リニューアルを行い、出版事業に特化したサイトとして、「出版の新たなカタチ」をご紹介していきます。

最後に、このサイトはホームページ制作サービスの特設サイトですが、昨日のエントリーでお伝えした通り、ご依頼いただいたホームページ制作の実績や作成事例を掲載するようなことは行いません(詳細はこちらにてご確認ください→『ホームページの制作事例は、誰の役にも立っていない』)。

しかし、それではどんなサイトを作ったり運営しているのかがわからないと思いますので、自社運営のサイトをコンセプトと共にご紹介させていただきました。デザイン性などは、下記よりからご確認ください。