レスポンシブWebデザインとSEOについてご質問を良く頂きますので、まとめておきたいと思います。

レスポンシブWebデザインというのは、1つのコンテンツをアクセスされた端末に応じて、レイアウトやデザインを変更させる仕組みや考え方を意味するのですが、このレスポンシブWebデザインにSEO的な効果があるのかどうかという議論が最近深まってきているようです。

私がこのフレームワークを採用した昨年からするとレスポンシブWebデザインという言葉も、ようやく一般的に知られるようになり、ホームページ作成のご依頼を頂く際に「レスポンシブWebデザインで」という声も多くなってきました。

こういった流れの中で、SEOに効果的なのは、スマートフォン専用サイトを別に立ち上げるパターンとレスポンシブWebデザインのどちらが有利かという話題に至るのは必須の流れではないかと考えています。

 

SEO対策と言うとどうしてもキーワードが適切に盛り込まれているか、コンテンツの質は良質か、リンクの質は?と計測のしようがないことばかりが取りざたされますが、SEOの本質は人気サイトであることですので、ページビュー数やサイト滞在時間、直帰率などもSEOの重要な要素となります。

噛み砕いて言うと、ホームページに訪問して頂いた後、コンテンツの質が良質なら閲覧するページ数(ページビュー数)は、自ずと増えますし、記事の内容を読んで頂ければサイトの滞在時間も増えます。

また、1つのホームページは様々なキーワードで上位表示できますので、そこからユーザーに適切に情報を得て頂くためのページ構成とLPO(到達ページ最適化)をしっかりしていれば、直帰率も減らすことができ、じっくり読むホームページ、何ページも読むサイトには「人気サイト」という評価を得ることにも繋がります。

(そんな中、今回ご紹介した2つのホームページ事例は、赤枠で囲んだ通り、モバイルからのアクセスが顕著なものをピックアップしました。)

現在アクセスが伸びてきているのは、同様の傾向がありアクセス端末は【2(モバイル):1(非モバイル)】といった傾向を持っています。

ただ、これだけでは、JavaScriptなどでモバイルサイトと通常サイトの振り分けをしている従来のホームページとも何ら変わりません。ただ単に、今後は更にモバイルでの検索が増えるでしょうから「キーワードによってモバイルサイトは必須」というだけになってしまいます。近頃のアルゴリズムの傾向を見ていると、「ホームページの更新頻度」も重要なひとつの要素になってきていると感じます。

間接的なSEO効果と見る人もいらっしゃるでしょうが、最新情報を発信すると言う人気サイトになる条件のひとつとしてあげられる、この更新頻度にとって従来型のPCサイト用ページとモバイルサイト用ページの2つを追加、更新するのはコピー&ペースト作業であったとしても、無駄な労力だといえます。適切な措置をとらなければ、PC用のページとモバイル用のページは、コピーページと判断されてしまいSEOにとっては致命的なマイナスです。そんな検索エンジンにとってマイナスなことを、労力をかけて生んでしまうのですから「無駄な労力」としか、言えないわけです。

その点、レスポンシブWebデザインのホームページなら、1つページを追加するだけでレイアウトだけがアクセスされる端末によって変化しますので、これと言った労力は必要ありません。








ただし、デメリットもないとは言い切れません。

この記事(ホームページ)もレスポンシブWebデザインで作られていますので、スマートフォンで閲覧して頂いた際にレイアウトが自動的に最適化されます。

この際、これだけの長文記事になるとスマートフォンでは非常に長いページになります。ある一定数以上のコンテンツがなければそのページの滞在時間もさることながらSEO的にも評価されませんので、長文記事になる場合にどこで次のページに区切るかということは課題になります。

ユーザーの見やすさ、読み易さに配慮することはとても良いことです。その心遣いはSEO施策とも言うことができますので、是非行なって頂きたいと思います。しかし、そのレイアウト、デザインのことばかり気になってタイピングする手が止まっていては、元も子もありませんので、その点だけは十分に注意してください。

※長文コンテンツのページ振り分けに関しては、スマートフォン専用サイトとの振り分けを行なっている際も同様のことがいえますので、レスポンシブWebデザインだけのデメリットというわけではありません。スマートフォン・ユーザーへの配慮が今後のSEO、検索エンジン最適化、ランディングページ最適化に欠かせない要素となってきます。社内でも充分な戦略を立て情報発信に取り組んでください。

(2017年4月追記)

より多くのサイトがレスポンシブデザインを採用するようになって「縦長のページ」は、それほどストレスを生むものではなくなってきているようです。ただ、その分「斜め読み」をするユーザーも増えてきていますので、「斜め読み対策」が、コンテンツをデザインするときには必要になってきています。
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